人生のよろめき

根拠は特にない

今週聴いた曲

 

梅雨が明けてもうすっかり夏ですね、洗濯物が秒で乾いてくれて嬉しい。

 

 

今週聴いた曲をまとめました。

 

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 NeonPunch - MOONLIGHT

懲りずにK-POPですみません。でもこの曲ヤバくないですか。最近K-POP聴いてるととりあえずマストでトラップ入ってて食傷気味なんですが、これはド直球ディープハウス。1音たりともダサいメロディラインが無い、すべてがイケてる。気に入ったんでディグったんですが、他に楽曲あがってないっぽいんでこれがデビュー曲みたいですね。期待。

 

 

くるり - だいじなこと

くるりの新曲すごくよいです。こういうくるり大好き。1:48という非常にコンパクトな曲、なのにちゃんと起承転結があって美しい。アルバムも4年ぶりにリリースとのことで楽しみ…

 

 

チャットモンチー - 砂鉄

チャットモンチーのラストアルバムから。アルバム全曲打ち込みで作られたらしく、やることやりきって解散!ってことなんでしょうね。

で、この曲聴いてハッとしたのが“だめでもだめだめでも 許すよ”って歌詞なんですが、これ『やさしさ』(えっちゃん作詞)の“明日ダメでも 明後日ダメダメでも 私を許して”ってフレーズへのアンサーソングなんですよね。しかもこの『砂鉄』の作詞がクミコンなのめちゃめちゃ泣けませんか、私はめちゃめちゃ泣いてます。

 

Mitski - Nobody

“誰も私を救ってくれない”“誰も私を必要としない”という湿ったフレーズをどことなくフレンチテイストなディスコチューンに乗せて。Mitskiが前作から繰り返し訴えている「理解されない痛み」は、彼女の日系アメリカ人という境遇からくるものなのでしょうが、そうでない私たちでもやはりどこかのコミュニティで「不所属による孤独感」を抱えていたりして、そういう気持ちにそっと同意してくれるのが彼女の曲の素晴らしいところなのでしょう。「君は独りなんかじゃないよ、私がそばにいるよ」っていう抱き寄せるような慰めではなく、「うんうん分かる分かるよ、私も同じだよ」っていうほどよい距離を保った同意。Oasisの“Live Forever”がまさにそんな同意の歌でしたよね。

 

ゆnovation - ある程度ある

いまを歌ったリアルタイムな歌詞がいい。まさに「足るを知る」こと。

 

宇多田ヒカル - Good Night

(SpotifyYouTubeも音源未解禁でした...)

ニューアルバムだと『Too Proud』『Good Night』の流れが好きです。『Good Night』の生音感が聴いててよかった。ただアルバムの半分がシングルカットだったりタイアップされてたりしたので作品としてはまとまりがなかった感アリ。

それにしても宇多田ヒカルに限らず大御所アーティスト(のマネジメント戦略部門)ってストリーミング解禁に消極的ですけど、どうなんでしょう。裏を返せばそれだけCDが売れてるってことなんでしょうが、このままいくとファンの少子高齢化が進む一方な気が。

 

 

K-POPエポックとジャポニズム(2)

 

前回の続きです。 

家にこもって暇な君はK-POPを聴きましょう。

家にこもって暇な私はブログを書きます。

 

もうじき梅雨が明ける。

 

 

 

 

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内反小指のイラストです、特に意図はありません。

 

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日本デビューを果たしたRed Velvetのメガヒット"Bad Boy"

公開5ヶ月で再生回数1億回。すげー。

ここ最近K-POPばっかり聴きまくってるわけですが、とりわけRed Velvetは語るべきことが多い、マジで。K-POPアイドルシーンを考察するうえで、Red Velvetについての言及は最優先事項。ちなみに、「メンバー全員ひとり残らずマジでかわいい」という命題はもはや説明不要だと思われますので、今回は横に置いておきますね。いかにかわいいかを語りだしたら1万字三部作くらいになっちゃいそうなので...ちなみに私はイェリちゃん推しです。

さてこの曲、初めて聴いた印象では地味だし新しさが無いなぁとか思ってたんですが、3週目くらいからやみつきになってくる。いまのK-POPシーンってゴリゴリ照りつけるようなマッチョなポップソングが多いですが、この曲はそういったシーンへのカウンター的な、内側からじんわりと熱を帯びてくるような、メロウで重厚なR&Bです。甘ったるい酒とタールきつめのタバコと"Bad Boy"、それさえあれば小1時間は踊ってられる。

 

レドベルからもう1曲だけ。横ノリダンスチューン"Peek-A-Boo"

ピピーカピカブー。ミニマルな仕上がりで洗練されてますよね。サビはピカチュウでも歌えるように作られてます。アルプス一万尺っていう手遊び歌あるじゃないですか、Peek-A-Booもかわいらしい手遊び歌みたいな曲なんですが、歌詞がシリアスでその対比がイイ。「"かごめかごめ"の歌詞が実はめちゃめちゃ怖い」みたいな都市伝説あったよね、あんな感じの不気味さがある。BPM110弱なんですが120くらいまで上げて踊ったら楽しそう。

 

 

ボーイズユニットだとWanna Oneがキてますよね。この曲ほんと完璧、めちゃめちゃクールで隙が無い。J-POPだと三浦大知とかが近い曲調なのかな。まずグループ名が最高にイケてるよね、Wanna One。ジャニーさんにも見習ってほしい、なんやねんKing&Princeて。

 

あとあと、最近で一番衝撃だったのがこれ、"love4eva (feat. Grimes)"

洋楽インディリスナーにはお馴染み宅録女子Grimes。イーロンマスクと熱愛らしいですね。そんな彼女とK-POPの邂逅。ともともとアジアカルチャーに造形が深いGrimesでしたが、持ち前のポップセンスが見事にアイドルソングへと昇華されています。

 

ついでにGrimesの曲も貼っておきます。

3年前聴きまくってた思い出がある。

 

 最後に。今週はコレばっか聴いてました。

良い。良すぎる。1:37~急に四つ打ちになるところ好きすぎる。新進気鋭の日本人トラックメイカーPARKGOLFと、韓国のフィメールラッパーJvckiWaiのコラボレート。オートチューン掛かってるぽいんですが、ユニークでクリアな声質が実にラッパー向きですよね。まだ21歳だって...すごい。

 

 

ここまでいろいろ書き殴ってきて後半ガス欠ですが、とにかく韓国の音楽市場が外へ外へと開かれていく『音楽産業の開国』を果たしたことは、リスナーにとって良いことばかりなのではないでしょうか。Migosが韓国公演はやったのに日本公演はドタキャンしたり、Kendrick Lamarが韓国で単独ライブをやったり(一応フジロックにも来ますがあくまでフェスの1アクトとしてです)、Hip-Hop/Rapアーティストが中国・韓国には回るけど日本はスルーするっていう事案がフツーに起こってますよね。

一方でガラパゴスだの鎖国だのと揶揄されがちな日本は、果たしてジャポニズムの呪縛から逃れることができるのでしょうか。2020年、オリンピックの舞台にどんなアーティストが立っているのか楽しみですね。

K-POPエポックとジャポニズム(1)

 

防弾少年団ビルボードチャートで首位獲得という大快挙。これはK-POP初だそう。

 

かく言う私も最近はもっぱらYouTubeK-POPディグの毎日。YouTubeSpotifyがあれば、あらゆる音楽や局地的なモードにもアクセスできる。おかげさまで素晴らしいテクノロジーによる素敵なミュージックライフを送っております。

本稿では最近聴いた良さげなK-POPをふんわり紹介して音楽界隈をふんわり考察してみます。ガチガチの音楽理論やアカデミックなことは分からないマイメロちゃん(かわいい)が書いてると脳内変換して読んでもらえれば、考察や主張の誤りにも幾分か寛大になれると思います。私はマイメロだよ~☆難しいことはよくわかんないしイチゴ食べたいでーす!(宇垣美里理論)

 

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なによりもまず語るべきは防弾少年団についてでしょう。

K-POPギークでなくとも、音楽に多少の興味がある人であれば、近年のK-POPの存在感は無視できないものになっている、というのはぼんやりとでも感じ取っていることだと思います。一昔前だったら「K-POPは女子中高生の局地的トレンド」なんて言われて一蹴されていたけれど、いまやそんな簡単な言葉では全く片付けられないし、事実として女子中高生の対義語である“包茎アラサー童貞”である私が毎朝防弾少年団聴きながら通勤しているからね。いまになってそんなことを言っているのは恐らく音楽リテラシーが相当に低い人か、嫌韓思想の強い人か、おちんぽズルむけアラサーヤリチンくらいでしょう。私自身、はっきり言って防弾少年団のメンバーの名前なんて誰一人分からんし、何人メンバーなのかも知らない。(ごめんなさい...) でも一介の音楽好きとして彼らを無視できないんです、めっちゃ良曲揃いだから。

防弾少年団の成功から思うのは、K-POPは欧米市場のトレンドを非常に素早くキャッチアップしているということ、したがって韓国のドメスティックな市場トレンドと欧米市場トレンドの間に大きな隔たりが無くなって韓国人リスナーの耳もすごくフラットなものになっているのではないかということ。

で、件の防弾少年団の新譜がセールス的にも全米1位になったことで、そのあたりが名実ともにはっきりと証明された感じがします。

例えばアルバムのリード曲的立ち位置の"FAKE LOVE"

トラップのようなフロウが印象的で、特に要所の三連符はMigosを彷彿とさせます。1:09~のフロウは本当にすごいと思う。

フロウで言えば、TWICEの"LIKEY"はもっと露骨にトラップビートを取り入れている。(2:56~あたり) とにかくダヒョンが可愛い。

大人気のMOMOLANDもこれまた気持ちいい。(0:44~と1:40~)

個人的にこの"BBoom BBoom"は、少女時代から始まった「世界市場に向けてのK-POP」のここ10年のタームで見たとき、間違いなくエポックとなる曲だと思っている。K-POPの、ある種の最終到達地点、集大成的大傑作。

 

上でざっと挙げた他にもBLACK PINKやRed Velvetなどなど、K-POPアイドル界隈ではトラップやラップが取り入れられるのが必須トレンドになっていますが、これって日本のアイドル界隈でもみられる現象なんでしょうか。もちろん地下アイドルを掘ればそんな曲わんさか出てくるでしょうが、いわゆるメジャーアイドルでまともにキャッチアップできてるのって、最近だとモー娘。の新曲くらいな気がする。(K-POPばっか聴いてて最近の日本のアイドル曲を全く聴けていないので、他にもいたらマイメロに是非教えてください)

これほんとすごい曲ですよね。サビのフロウどうなってんのこれ...要所要所のクリーンなピアノがほんとつんく様様って感じ。ふくちゃんのおっぱいってすごくえっちだよね。

 

話を元に戻します。このように、K-POPが欧米のメインストリームであるラップ(とりわけトラップ)をいち早く吸収して、アイドルソングに上手くアウトプットしているあたりが、前述したとおり少女時代から始まった「世界市場に向けてのK-POP」のここ10年のタームの中で、K-POPが一つのジャンルとして昇華できた所以である気がするのです。

そして、この欧米市場と韓国市場の間で起こったトレンドやモードの均一化というのは、もちろん国策の成果とも言えるでしょうが、享受する側である韓国のリスナーにもその土壌があったように思われるのです。

 これについては次回述べてみたいと思います。

 

 続きは暇なときにがんばって書きます...

以上、マイメロでした。